植田 英樹2019年6月30日読了時間: 1分第43回:『バイオフィルムを破壊しよう!』定期健診では、担当衛生士が専用の器具を使って、この「バイオフィルム」をきれいに除去します(痛くありません)。もちろん着色や歯石があれば取り除きます。その後は、専用ペーストで仕上げ磨きします(気持ちいいです)。虫歯も歯周病も、バイ菌による「感染症」ですから、「バイオフィルムを破壊すること」は大切な予防処置なのです。 次回は『 「かみ合わせ」の重要性 』です。 5回の閲覧0件のコメントいいね!されていない記事
定期健診では、担当衛生士が専用の器具を使って、この「バイオフィルム」をきれいに除去します(痛くありません)。もちろん着色や歯石があれば取り除きます。その後は、専用ペーストで仕上げ磨きします(気持ちいいです)。虫歯も歯周病も、バイ菌による「感染症」ですから、「バイオフィルムを破壊すること」は大切な予防処置なのです。 次回は『 「かみ合わせ」の重要性 』です。
第45回:『治療のまえに、予防から』歯医者に行く理由の多くは、「痛い」「腫れた」「とれた」ですね。「なるべく歯医者には行きたくない」という人がほとんどですから、『早く治療して!早く終わって!』と、おっしゃいます。でも、ちょっと待ってください。「痛い」から神経を抜いたり、「腫れた」から膿を出したり、「とれた」から付け直したら、それで本当に『治った』のでしょうか?削ったりつめたりといった、いわゆる『治療』をすると、歯は本当に長持ちするの
第44回:『「かみ合わせ」の重要性』定期健診では「バイオフィルムを破壊」を目的にお口のクリーニングをする訳ですが、その他にもうひとつ大切なことがあります。それは各種の「チェック」です。その中でも「かみ合わせ」のチェックは重要です。特に大きな修復治療をした後やかむ力が強い人は、「かみ合わせのチェック」無しでは長持ちしません。この「チェック」の結果、かみ合わせの調整をしたり、ナイトガード(薄いマウスピース)を寝るときに使ってもらったり、
第42回:『バイオフィルムって?』毎日きちんと歯磨きをしていても、落としきれないバイ菌が歯の表面にヌメヌメの膜を張ります。これを「バイオフィルム」といいます。バイ菌たちはこの「バイオフィルム」に守られてぬくぬくと生き続けます。一旦「バイオフィルム」が張り付いてしまうと歯ブラシだけでは簡単に取り除けません。 この「バイオフィルム」は、口の中だけではありません。例えば、台所の流しの残飯受けは、使っているうちにヌメヌメしてきますが、これ